どうもkeyです!
今回は、映画【ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド】について感想・解説をしていこうと思います。
【ネタバレ】ありなので、まだ見てない方は、注意してご覧ください。
今回の映画【ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド】は、クエンティン・タランティーノ9作品目の長編監督作品です。
映画の時間は長編ということもあり、161分という大ボリューム映画でした。
キャストも豪華で、レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットという2大スターが初共演ということもあり、それが理由で、僕も見ようと思いました。
それでは、早速、感想・解説をしていこうと思います!
映画ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド それぞれのレビューサイトによるレビュー
1.映画.com 評価 全206 3.9/5
2.Yahoo映画 評価 全1,018 3.72/5
3.フィルマーク映画 評価 4.1/5
評価は、2019年9月現在のものになります。比較的高評価という結果になりましたね!さすがタランティーノ監督といったところでしょう!
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド あらすじ
クエンティン・タランティーノの9作目となる長編監督作。レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットという2大スターを初共演させ、落ち目の俳優とそのスタントマンの2人の友情と絆を軸に、1969年ハリウッド黄金時代の光と闇を描いた。テレビ俳優として人気のピークを過ぎ、映画スターへの転身を目指すリック・ダルトンと、リックを支える付き人でスタントマンのクリス・ブース。目まぐるしく変化するエンタテインメント業界で生き抜くことに神経をすり減らすリックと、対照的にいつも自分らしさを失わないクリフだったが、2人は固い友情で結ばれていた。そんなある日、リックの暮らす家の隣に、時代の寵児ロマン・ポランスキー監督と、その妻で新進女優のシャロン・テートが引っ越してくる。今まさに光り輝いているポランスキー夫妻を目の当たりにしたリックは、自分も俳優として再び輝くため、イタリアでマカロニ・ウエスタン映画に出演することを決意する。やがて1969年8月9日、彼らの人生を巻き込み映画史を塗り替える事件が発生する。
シャロン・テート事件について
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドを見る前に知っておきたい【シャロン・テート事件】
この映画をより楽しんで観るためには、2019年現在よりも50年程前の1969年に起こってしまった、【シャロン・テート惨殺事件!】これを知っておきましょう!
知っておいたほうがよりこのストーリーがつかめますし、実際楽しむことができます!
僕は、予習することをお勧めします!
女優シャロン・テート殺人事件
今回の映画【ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド】のベースになっているのが、1969年に実際に起きた悲劇!!【女優シャロン・テートの殺害事件】
この日、当時26歳のロマン・ポランスキー監督の妻で、妊娠8カ月の女優のシャロン・テートが、ハリウッドの自宅の豪邸で友人たち3人と、ともに殺されてしまうなんとも残酷な事件が起こりました。
ポランスキー監督は、当時ロンドンに撮影のため滞在中で、妻の事を知ったポランスキー監督は、その場にうずくまり大声で悲しんだと言います。
シャロン・テート事件の犯行に及んだのは、チャールズ・マンソン率いるヒッピーのカルト集団「マンソン・ファミリー」です。
チャールズ・マンソンは、合成麻薬LSDを用いてヒッピーたちを洗脳したと言われています。
チャールズ・マンソン率いるヒッピーたちは、「マンソン・ファミリー」は、西部劇の撮影などに使われていた、ロサンゼルス郊外の牧場で生活を送っていたとのこと。
チャールズマンソンは、ヒッピー4人に命令し、シャロン・テート邸宅の殺害を指示し、翌日には、当時チェーンの経営者でもあった、レノ・ラビアンカ夫妻共々マラソン・ファミリーに襲撃され、7人が犠牲になってしまいました。
チャールズ・マンソンは、1971年に死刑判決を受けましたが、一時的に死刑が廃止され、終身刑に変わりました。というものの、2017年11月19日まだ2年ほど前のこと、83歳で病死しこの世を旅立ちました。
という悲惨な悲劇なのです、、、
この事件を知っておくだけで、最後のシーンや、ヒッピーやストーリーの見方も変わってくること間違いなしです。
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド感想・解説
【解説・ネタバレあり】ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
シャロン・テートは、死なない?
先ほどにも、書きました、シャロン・テート事件を元にしている映画なんですが、結論、彼女は、この映画では、死にません!
彼女は、この映画のキーパーソンなのですが、彼女は、幸せそうに、ハリウッドの生活をしている風景だけが描かれており、一日一日あの悲劇が近づくかのように描写されていますがマラソンファミリーに会うこともないです。
シャロン・テートは、何事もなく幸せな日々を過ごしてこの映画は、終わります。
マラソンファミリーは、返り討ちにあう?
最後にマラソンファミリーが、シャロンでは、なくリック演じる(レオナルド・ディカプリオ)の邸に入り、クリフ演じる(ブラッド・ピット)がヒッピーからもらった合成麻薬LSDを使い、リックが火炎放射器を使いマラソンファミリーは、返り討ちにあい、最後に、シャロン・テートにリックが家を招かれこの映画は、ハッピーエンドで幕を閉じます。
これこそが、この映画のやりたかったことなのでは、ないでしょうか?笑
主役であるリックとクリフは、何者?
実際映画を見ても解釈が難しい点で,人により解釈が変わってくるところもあります。
マラソンファミリーの悲劇からシャロン・テートを守るヒーローという解釈もできますし、リックがスターに戻るまでの日常を描いているようにも見えます。
これは、あなたの目で確かめてみては、いかがでしょうか?
まとめ
僕は、この映画は、とても面白かったです。
最初は、なんだかよくわかりませんでしたが、レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットの演技に引き込まれます。
当時シャロン・テート事件のことは、ちょっとしか調べていませんでしたが、最後のシーンで、一気に線がつながるような感じがして面白かったです。
最後のスタッフロールも映像があったところも評価高いですね!笑